コミュニケーションの基本
患者さんとのコミュニケーションは信頼関係を築く基本です:
- 情報収集:患者さんの状態を知る
- 信頼関係:安心して治療を受けられる
- 精神的サポート:不安や心配を和らげる
- 看護の質向上:適切なケアにつながる
初対面での会話
自己紹介のポイント
- 笑顔で挨拶
- 名前、学校名、実習期間を伝える
- 「よろしくお願いします」
- 患者さんの名前を確認
自己紹介の例
「おはようございます。○○看護学校から実習に来ました△△です。今日から□日間、担当させていただきます。よろしくお願いします。」
最初の会話
- 「今日の調子はいかがですか?」
- 「よく眠れましたか?」
- 「何かお手伝いできることはありますか?」
話題の見つけ方
基本の話題
- 体調:調子はどうか、痛みはないか
- 睡眠:よく眠れたか
- 食事:食欲はあるか、美味しく食べられたか
- 排泄:お通じはあったか
日常の話題
- 天気「今日はいい天気ですね」
- 季節「もうすぐ桜が咲きますね」
- テレビ「昨日のドラマ見ましたか?」
- 食事「今日のメニューは何でしたか?」
患者さんに合わせた話題
- 趣味:何が好きか聞いてみる
- 家族:お孫さんのことなど
- 仕事:以前のお仕事のこと
- 出身地:地元の話
会話のきっかけ
- ベッドサイドの写真や物について聞く
- 読んでいる本や新聞について
- お見舞いに来た家族のこと
傾聴の技術
傾聴とは
相手の話を真剣に聴くこと。アドバイスより、まず聴くことが大切。
傾聴のポイント
- アイコンタクト:目を見て話を聴く
- うなずき:聴いていることを示す
- 相槌:「はい」「そうですか」「なるほど」
- 繰り返し:「〜なんですね」
- 沈黙を恐れない:考える時間を与える
傾聴で避けること
- 話を遮る
- 否定する
- すぐにアドバイスする
- 自分の話をする
- 時計を見る
非言語コミュニケーション
重要な非言語的要素
- 表情:笑顔、穏やかな表情
- 姿勢:患者さんの方を向く
- 視線:目の高さを合わせる
- 距離:近すぎず遠すぎず
- 声のトーン:穏やかに、はっきりと
- タッチング:手を握る、肩に手を置く
目線の高さを合わせる
- ベッドサイドで立ったままだと威圧的
- 椅子に座る、またはかがむ
- 患者さんと同じ高さで話す