病院選びで後悔しないために
看護師の就活で最も重要な決断が「どの病院で働くか」です。先輩看護師の中には「もっとよく調べておけばよかった」と後悔する人も少なくありません。
この記事では、新卒看護師が病院選びで失敗しないための7つのポイントを解説します。
ポイント1:教育体制を最優先に考える
新人教育の重要性
新卒看護師にとって最も重要なのは教育体制です。最初の1〜2年で基礎を固められるかどうかで、その後のキャリアが大きく変わります。
確認すべき教育制度
- プリセプター制度:1対1で先輩がついてくれる
- スーパービジョン:プリセプターをサポートする体制
- クリニカルラダー:段階的な成長の道筋
- 院内研修:技術研修、症例検討会など
- 外部研修:学会参加、資格取得支援
教育体制の見極め方
- 新人の離職率を聞く(低いほど良い)
- 研修のスケジュールを確認
- 実際に新人看護師の話を聞く
- 先輩看護師の雰囲気を見る
ポイント2:病院の規模と特徴を理解する
大学病院・大規模病院の特徴
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 教育体制が充実 | 業務が細分化されている |
| 最新の医療を学べる | 一人ひとりの裁量が小さい |
| 同期が多い | 異動・転勤がある |
| 専門性を高めやすい | 忙しい、残業が多いことも |
| キャリアパスが明確 | 競争が激しい |
中小病院・地域病院の特徴
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 幅広い経験ができる | 教育体制にばらつき |
| 患者さんと深く関われる | マンパワー不足のことも |
| アットホームな雰囲気 | 同期が少ない |
| 地域に根差した看護 | 最新機器が少ないことも |
| 転勤がない | キャリアアップの機会が限定的 |
自分に合った規模を選ぶ
どちらが良いかはあなたが何を重視するかで変わります:
- 専門性を高めたい → 大規模病院
- 幅広く経験したい → 中小病院
- 同期と切磋琢磨したい → 大規模病院
- 地域に貢献したい → 地域病院
ポイント3:急性期と慢性期の違いを知る
急性期病院の特徴
- 入院期間が短い(数日〜数週間)
- 状態の変化が早い
- 高度な医療機器を使用
- 判断力・対応力が身につく
- 忙しくスピード感がある
慢性期・回復期病院の特徴
- 入院期間が長い(数週間〜数ヶ月)
- 患者さんとじっくり関われる
- 生活援助・リハビリが中心
- コミュニケーション力が身につく
- 比較的落ち着いた環境
どちらを選ぶべきか
新卒は急性期で経験を積んでから慢性期に移るパターンが多いですが、最初から慢性期を選んでも問題ありません。大切なのは、自分がどんな看護をしたいか考えることです。
ポイント4:配属先の希望が通るか確認する
配属の決まり方
- 希望制:希望を考慮して配属
- 適性制:面接・試験結果で決定
- ローテーション制:複数の部署を経験
配属希望で確認すること
- 希望はどの程度通るか
- 入職後の異動はあるか
- 異動の頻度や条件
「絶対にこの診療科」というこだわりがある場合は、希望が通りやすい病院を選びましょう。