看護計画とは
看護計画は看護診断に基づいて目標と介入方法を設定したものです:
- 何を目指すか(目標)
- 何を観察するか(O-P)
- どんなケアをするか(T-P)
- 何を指導するか(E-P)
看護計画の構成
基本構成
- 看護診断:看護問題
- 長期目標:最終的に達成したい状態
- 短期目標:段階的な目標
- 看護計画:O-P, T-P, E-P
- 評価日:目標達成を評価する日
目標設定の方法
長期目標
- 退院時、または実習終了時に達成したい状態
- 看護診断が解決された状態
- 期間:1〜2週間程度
短期目標
- 長期目標に向けた段階的な目標
- 毎日〜1週間で達成可能な内容
- 具体的、測定可能
目標の書き方
主語は患者さんにする:
- ×「褥瘡を予防する」(看護師が主語)
- ○「褥瘡が発生しない」(患者が主語)
具体的に書く:
- ×「水分が摂れる」
- ○「1日1,500mLの水分が摂取できる」
期限を入れる:
- ○「3日後までに〜できる」
- ○「退院時までに〜できる」
目標設定の例
看護診断:非効果的気道浄化
- 長期目標:退院時、喀痰を自力で喀出でき、呼吸状態が安定している
- 短期目標:3日後までに、湿性咳嗽が減少し、SpO2 96%以上を維持できる
O-P(観察計画)の書き方
O-Pとは
Observation Plan:何を観察するかを記載。
O-Pに含める内容
- バイタルサイン
- 症状の観察項目
- 検査データ
- 患者さんの反応
- 観察の頻度
O-Pの例
看護診断:非効果的気道浄化
- 呼吸状態(呼吸数、呼吸音、SpO2)を4検で観察
- 喀痰の性状(量、色、粘稠度)
- 咳嗽の頻度、湿性or乾性
- 胸部X線所見の確認
- 水分摂取量
- 発熱の有無