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看護学生のレポートの書き方|構成・文章作法・時短テクニック

高田美咲(看護師5年目・教育担当経験)

高田美咲(看護師5年目・教育担当経験)

レポートの基本構成

看護学生のレポートは序論・本論・結論の3部構成が基本です:

序論(はじめに)

  • テーマの背景・意義
  • レポートの目的
  • 全体の構成の紹介

本論

  • 主張の根拠・理由
  • 具体例やデータ
  • 文献からの引用
  • 考察・分析

結論(まとめ)

  • 本論のまとめ
  • 自分の見解
  • 今後の課題・展望

レポートの種類と書き方

講義レポート

授業内容の理解を確認するレポート:

  • 授業で学んだことを整理
  • 自分の考察を加える
  • 文献で補強

実習レポート

実習での学びをまとめるレポート:

  • 実習目標と達成度
  • 具体的な学び
  • 今後の課題

文献レポート

文献を読んでまとめるレポート:

  • 文献の要約
  • 批判的検討
  • 自分の見解

事例レポート

受け持ち患者についてまとめるレポート:

  • 患者情報の整理
  • 看護過程の展開
  • 考察・学び

文章の書き方

基本ルール

  • である調:「〜である」「〜と考えられる」
  • 一人称を避ける:「私は」をなるべく使わない
  • 客観的に:感情的な表現を避ける
  • 簡潔に:一文は短く

避けるべき表現

NGOK
〜と思います〜と考えられる
すごく非常に/極めて
ちゃんと適切に/確実に
〜な感じ〜の傾向がある
やっぱりやはり
いろいろ様々な/多様な

段落の構成

  1. トピックセンテンス:その段落で言いたいこと
  2. 根拠・具体例:主張を支える内容
  3. まとめ:段落の結論

引用の仕方

引用のルール

  • 原文のまま引用:「」で囲む
  • 出典を明記:著者名、書名、ページ
  • 引用しすぎない:自分の考察がメイン

引用の例

「看護とは、患者のもてる力を最大限に引き出す援助である」(ヘンダーソン, 2006, p.15)と述べられているように、看護師の役割は患者の自立を支援することである。

参考文献の書き方

書籍の場合
著者名(出版年)『書名』出版社.

雑誌論文の場合
著者名(出版年)「論文タイトル」『雑誌名』巻(号), ページ.

ウェブサイトの場合
サイト名「ページタイトル」URL(アクセス日:年月日)

よくある減点ポイント

形式面

  • 字数不足・超過
  • 誤字脱字
  • 参考文献の記載漏れ
  • フォーマット違反

内容面

  • テーマからの逸脱
  • 根拠がない主張
  • コピペ(剽窃)
  • 考察が浅い

文章面

  • 話し言葉
  • 主語と述語の不一致
  • 一文が長すぎる
  • ですます調とである調の混在

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効率的に書くテクニック

1. アウトラインを先に作る

  1. テーマを確認
  2. 言いたいことを箇条書き
  3. 順序を整理
  4. 各項目を膨らませる

2. 先に結論を決める

  • 最終的に何を言いたいか
  • 結論から逆算して構成

3. 完璧を求めずまず書く

  • 最初から完璧な文章を目指さない
  • まず書き切ってから推敲

4. テンプレートを使う

  • 序論・本論・結論のテンプレ
  • よく使う表現をストック

5. 時間を区切る

  • 「2時間で本論を書く」など
  • ダラダラ書かない

推敲のポイント

チェックリスト

  • □ テーマに答えているか
  • □ 字数は適切か
  • □ 誤字脱字はないか
  • □ 主語と述語は対応しているか
  • □ 一文は長すぎないか
  • □ 論理の飛躍はないか
  • □ 引用は適切か
  • □ 参考文献は記載したか

推敲の方法

  • 時間を置いてから読み直す
  • 声に出して読む
  • 他人に読んでもらう

レポート作成の流れ

全体の流れ

  1. テーマの理解(10%):何を求められているか
  2. 情報収集(20%):文献を読む、調べる
  3. 構成を考える(10%):アウトラインを作る
  4. 執筆(40%):本文を書く
  5. 推敲(20%):見直し、修正

締め切り直前に慌てないために

  • 早めに取りかかる
  • 1日で終わらせようとしない
  • コツコツ進める

よく使える表現集

序論

  • 「本レポートでは〜について論じる」
  • 「〜は重要な課題である」
  • 「〜の観点から考察する」

本論

  • 「〜によると」
  • 「〜と考えられる」
  • 「具体的には〜」
  • 「一方で〜」
  • 「以上のことから〜」

結論

  • 「本レポートでは〜について述べた」
  • 「〜であることが明らかになった」
  • 「今後の課題として〜」

まとめ

レポートの書き方のポイント:

  1. 構成を決める:序論・本論・結論
  2. である調で書く:客観的に
  3. 根拠を示す:文献を引用
  4. アウトラインから:構成を先に
  5. 推敲する:時間を置いて見直し

レポートは慣れるまで時間がかかりますが、コツをつかめば効率よく書けるようになります。

実習記録については実習記録の書き方も参考にしてください。

よくある質問

Qレポートと感想文の違いは何ですか?

感想文は自分の感情や印象を書くもの、レポートは根拠に基づいて論理的に考察を述べるものです。レポートでは「思いました」ではなく「〜と考えられる」「〜である」と客観的に書きます。

Q字数が足りません。どうすれば増やせますか?

内容を水増しするのではなく、①根拠や具体例を追加 ②異なる視点からの考察を加える ③文献を引用して補強する、などの方法で充実させましょう。単に同じことを繰り返すのは逆効果です。

Q参考文献はどう書けばいいですか?

著者名、書名、出版社、出版年を記載します。ウェブサイトの場合はURL、アクセス日も必要です。学校で指定された形式に従いましょう。

Qレポートを早く書くコツはありますか?

①まずアウトラインを作る ②完璧を求めずまず書き切る ③推敲は後から ④テンプレートを活用する、が時短のコツです。いきなり書き始めるより、構成を決めてから書く方が結果的に早く終わります。

高田美咲(看護師5年目・教育担当経験)

高田美咲(看護師5年目・教育担当経験)

執筆者

看護学生の学習をサポートするため、実体験に基づいた情報を発信しています。

看護師免許

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