レポートの基本構成
看護学生のレポートは序論・本論・結論の3部構成が基本です:
序論(はじめに)
- テーマの背景・意義
- レポートの目的
- 全体の構成の紹介
本論
- 主張の根拠・理由
- 具体例やデータ
- 文献からの引用
- 考察・分析
結論(まとめ)
- 本論のまとめ
- 自分の見解
- 今後の課題・展望
レポートの種類と書き方
講義レポート
授業内容の理解を確認するレポート:
- 授業で学んだことを整理
- 自分の考察を加える
- 文献で補強
実習レポート
実習での学びをまとめるレポート:
- 実習目標と達成度
- 具体的な学び
- 今後の課題
文献レポート
文献を読んでまとめるレポート:
- 文献の要約
- 批判的検討
- 自分の見解
事例レポート
受け持ち患者についてまとめるレポート:
- 患者情報の整理
- 看護過程の展開
- 考察・学び
文章の書き方
基本ルール
- である調:「〜である」「〜と考えられる」
- 一人称を避ける:「私は」をなるべく使わない
- 客観的に:感情的な表現を避ける
- 簡潔に:一文は短く
避けるべき表現
| NG | OK |
|---|---|
| 〜と思います | 〜と考えられる |
| すごく | 非常に/極めて |
| ちゃんと | 適切に/確実に |
| 〜な感じ | 〜の傾向がある |
| やっぱり | やはり |
| いろいろ | 様々な/多様な |
段落の構成
- トピックセンテンス:その段落で言いたいこと
- 根拠・具体例:主張を支える内容
- まとめ:段落の結論
引用の仕方
引用のルール
- 原文のまま引用:「」で囲む
- 出典を明記:著者名、書名、ページ
- 引用しすぎない:自分の考察がメイン
引用の例
「看護とは、患者のもてる力を最大限に引き出す援助である」(ヘンダーソン, 2006, p.15)と述べられているように、看護師の役割は患者の自立を支援することである。
参考文献の書き方
書籍の場合:
著者名(出版年)『書名』出版社.
雑誌論文の場合:
著者名(出版年)「論文タイトル」『雑誌名』巻(号), ページ.
ウェブサイトの場合:
サイト名「ページタイトル」URL(アクセス日:年月日)
よくある減点ポイント
形式面
- 字数不足・超過
- 誤字脱字
- 参考文献の記載漏れ
- フォーマット違反
内容面
- テーマからの逸脱
- 根拠がない主張
- コピペ(剽窃)
- 考察が浅い
文章面
- 話し言葉
- 主語と述語の不一致
- 一文が長すぎる
- ですます調とである調の混在