ノートを作る目的
ノート作りの目的は「きれいなノートを作ること」ではなく、「知識を整理して記憶に定着させること」です。
ノートの効果:
- 整理:情報を自分の頭で整理できる
- 記憶:書くことで記憶に残りやすい
- 復習:後で見返しやすい
- 弱点把握:苦手な部分が明確になる
ノートの種類と使い分け
授業ノート
授業中にリアルタイムで取るノート。
- 先生の話をそのまま書こうとしない
- キーワード、図、矢印でメモ
- 後で清書するか、そのまま使うかは好みで
まとめノート
授業後や国試対策で作るノート。
- 苦手分野を中心にまとめる
- 教科書の内容を自分の言葉で
- 図解や表を活用
間違いノート
間違えた問題をまとめるノート。
- 間違えた問題と正解を書く
- なぜ間違えたかを分析
- 関連知識も書き加える
実習ノート
実習中の学びを記録するノート。
- 患者さんの情報(匿名化)
- 行ったケアと学び
- 疑問点、調べたこと
効果的なノートの取り方
基本のレイアウト
コーネル式がおすすめ:
| セクション | 内容 |
|---|---|
| 右側(ノートエリア) | 授業中のメモ |
| 左側(キーワードエリア) | 復習時にキーワードを追加 |
| 下部(サマリーエリア) | 要点を2〜3行でまとめ |
書き方のコツ
- 見出しをつける:後で探しやすい
- 箇条書きを活用:長文を避ける
- 余白を残す:後で書き足せる
- ページ番号を振る:整理しやすい
- 日付を入れる:いつの内容か分かる
図解の活用
言葉だけでなく図やイラストを使うと理解しやすく、記憶に残ります。
- フローチャート:流れを示す
- マインドマップ:関連を示す
- 表:比較する
- 簡単なイラスト:臓器、解剖など
色分けのルール
おすすめの色分け
| 色 | 使い方 |
|---|---|
| 黒 | 本文、基本情報 |
| 赤 | 最重要ポイント、必修に出るもの |
| 青 | 補足説明、関連情報 |
| 緑 | 自分のコメント、疑問点 |
色分けの注意点
- 色は3〜4色まで:多すぎると見づらい
- ルールを統一:自分なりのルールを決める
- 蛍光ペンは最小限:本当に重要なところだけ
国試対策ノートの作り方
作るべき内容
- 苦手分野:繰り返し間違える内容
- 頻出事項:毎年出る内容
- 混同しやすい内容:似ている疾患の比較など
- 数値:正常値、基準値
まとめ方の例
疾患のまとめ方:
【糖尿病】
▼定義:インスリン作用不足による慢性高血糖
▼分類:1型(自己免疫)/ 2型(生活習慣)
▼症状:口渇、多飲、多尿、体重減少
▼合併症:網膜症、腎症、神経障害(し・め・じ)
▼検査値:HbA1c 6.5%以上、空腹時血糖126mg/dL以上
▼治療:食事療法、運動療法、薬物療法
▼看護:低血糖に注意、フットケア、患者教育
間違いノートの作り方
- 問題番号、分野を書く
- 問題文を簡潔に書く
- 自分の答えと正解を書く
- なぜ間違えたかを分析
- 関連する知識を書き足す