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看護学生のノート術|国試・実習に使える効果的なまとめ方

中村さくら(看護師4年目・ノート好き)

中村さくら(看護師4年目・ノート好き)

ノートを作る目的

ノート作りの目的は「きれいなノートを作ること」ではなく、「知識を整理して記憶に定着させること」です。

ノートの効果:

  • 整理:情報を自分の頭で整理できる
  • 記憶:書くことで記憶に残りやすい
  • 復習:後で見返しやすい
  • 弱点把握:苦手な部分が明確になる

ノートの種類と使い分け

授業ノート

授業中にリアルタイムで取るノート。

  • 先生の話をそのまま書こうとしない
  • キーワード、図、矢印でメモ
  • 後で清書するか、そのまま使うかは好みで

まとめノート

授業後や国試対策で作るノート。

  • 苦手分野を中心にまとめる
  • 教科書の内容を自分の言葉で
  • 図解や表を活用

間違いノート

間違えた問題をまとめるノート。

  • 間違えた問題と正解を書く
  • なぜ間違えたかを分析
  • 関連知識も書き加える

実習ノート

実習中の学びを記録するノート。

  • 患者さんの情報(匿名化)
  • 行ったケアと学び
  • 疑問点、調べたこと

効果的なノートの取り方

基本のレイアウト

コーネル式がおすすめ:

セクション内容
右側(ノートエリア)授業中のメモ
左側(キーワードエリア)復習時にキーワードを追加
下部(サマリーエリア)要点を2〜3行でまとめ

書き方のコツ

  • 見出しをつける:後で探しやすい
  • 箇条書きを活用:長文を避ける
  • 余白を残す:後で書き足せる
  • ページ番号を振る:整理しやすい
  • 日付を入れる:いつの内容か分かる

図解の活用

言葉だけでなく図やイラストを使うと理解しやすく、記憶に残ります。

  • フローチャート:流れを示す
  • マインドマップ:関連を示す
  • :比較する
  • 簡単なイラスト:臓器、解剖など

色分けのルール

おすすめの色分け

使い方
本文、基本情報
最重要ポイント、必修に出るもの
補足説明、関連情報
自分のコメント、疑問点

色分けの注意点

  • 色は3〜4色まで:多すぎると見づらい
  • ルールを統一:自分なりのルールを決める
  • 蛍光ペンは最小限:本当に重要なところだけ

国試対策ノートの作り方

作るべき内容

  • 苦手分野:繰り返し間違える内容
  • 頻出事項:毎年出る内容
  • 混同しやすい内容:似ている疾患の比較など
  • 数値:正常値、基準値

まとめ方の例

疾患のまとめ方

【糖尿病】

▼定義:インスリン作用不足による慢性高血糖

▼分類:1型(自己免疫)/ 2型(生活習慣)

▼症状:口渇、多飲、多尿、体重減少

▼合併症:網膜症、腎症、神経障害(し・め・じ)

▼検査値:HbA1c 6.5%以上、空腹時血糖126mg/dL以上

▼治療:食事療法、運動療法、薬物療法

▼看護:低血糖に注意、フットケア、患者教育

間違いノートの作り方

  1. 問題番号、分野を書く
  2. 問題文を簡潔に書く
  3. 自分の答えと正解を書く
  4. なぜ間違えたかを分析
  5. 関連する知識を書き足す

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実習ノートの活用

記録すべき内容

  • 受け持ち患者さんの情報(匿名化)
  • 実施したケアと患者さんの反応
  • 指導者からのフィードバック
  • 疑問点と調べた結果
  • 自分の気づき、学び

国試への活用

実習ノートは国試対策にも使えます:

  • 実際の患者さんで学んだ内容は記憶に残りやすい
  • 状況設定問題の対策になる
  • 「あの患者さんの場合は…」と思い出せる

デジタルツールの活用

アプリ・ツールの例

ツール特徴
GoodNotes / Notability手書き+PDF取り込み
Notion / Evernote情報の整理、検索
Anki暗記カード(反復学習)
Quizlet暗記カード、共有可能

デジタルのメリット

  • 検索できる:キーワードで探せる
  • 編集しやすい:追加、修正が簡単
  • 持ち運びやすい:タブレット1台で
  • バックアップ:クラウドに保存

アナログのメリット

  • 記憶に残りやすい:手を動かすことで
  • 自由度が高い:図やイラストが描きやすい
  • 電池切れの心配なし:試験会場でも見られる

ノート作りの失敗例

失敗1:きれいに書くことが目的になる

対策:「理解できる」「復習に使える」を優先。

失敗2:全部をノートにまとめようとする

対策:苦手分野、頻出分野に絞る。教科書に書き込むのもOK。

失敗3:作って満足、見返さない

対策:作ったノートは定期的に見返す。復習しないと意味がない。

失敗4:時間をかけすぎる

対策:ノート作りは手段。問題を解く時間も確保。

効率的なノート活用法

復習のタイミング

  • 授業後すぐ:内容を整理
  • 1週間後:記憶の定着確認
  • 1ヶ月後:長期記憶に変換
  • 試験前:総復習

ノートの見返し方

  • キーワードを隠して思い出す
  • 人に説明するつもりで読む
  • 新しい情報を書き加える

まとめ

看護学生のノート術のポイント:

  1. 目的を明確に:きれいさより理解重視
  2. 種類を使い分け:授業、まとめ、間違い、実習
  3. 図解を活用:視覚的に整理
  4. 色は3〜4色:ルールを統一
  5. 苦手分野に絞る:全部まとめない
  6. 必ず見返す:作って終わりにしない

自分に合ったノート術を見つけて、効率よく学習を進めましょう。

勉強法全般については、看護師国試の効率的な勉強法も参考にしてください。

よくある質問

Qノートはきれいに書いた方がいいですか?

きれいに書くことより、後で見返したときに分かりやすいことが重要です。きれいに書くことが目的になると時間がかかりすぎます。ポイントは「自分が理解できる」こと。見出し、箇条書き、図解を活用して整理しましょう。

Qノートを作る時間がありません。どうすればいいですか?

全部をノートにまとめる必要はありません。苦手な分野、よく出る分野に絞ってまとめましょう。また、教科書やレジュメに直接書き込む方法も効率的です。

Q色ペンは何色使うべきですか?

3〜4色が適切です。例えば、黒(本文)、赤(重要ポイント)、青(補足説明)、緑(自分のコメント)など、ルールを決めて使いましょう。色が多すぎると逆に見づらくなります。

Qデジタルとアナログ、どちらがいいですか?

どちらにもメリットがあります。アナログは手を動かすことで記憶に残りやすく、デジタルは検索や編集がしやすいです。自分に合った方法を選び、場面によって使い分けるのもおすすめです。

中村さくら(看護師4年目・ノート好き)

中村さくら(看護師4年目・ノート好き)

執筆者

看護学生の学習をサポートするため、実体験に基づいた情報を発信しています。

看護師免許

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