勉強法11分で読める

看護学生の暗記術|効率よく覚えて忘れない方法

岡田真一(看護師6年目・記憶術研究)

岡田真一(看護師6年目・記憶術研究)

看護学生が覚えるべきこと

看護の勉強は覚えることが膨大です:

  • 解剖生理学:臓器、器官、機能
  • 疾患:症状、原因、治療
  • 薬理学:薬の作用、副作用、禁忌
  • 検査値:正常値、異常値
  • 看護技術:手順、注意点
  • 医療用語:略語、専門用語

効率的な暗記術を身につけることが、国試合格への近道です。

記憶のメカニズム

短期記憶と長期記憶

  • 短期記憶:一時的に保持(数秒〜数分)
  • 長期記憶:長期間保持(数日〜一生)

勉強した内容を長期記憶に移すことが重要です。

エビングハウスの忘却曲線

人は時間とともに忘れていきます:

  • 20分後:42%忘れる
  • 1時間後:56%忘れる
  • 1日後:74%忘れる
  • 1週間後:77%忘れる
  • 1ヶ月後:79%忘れる

だから反復学習が必要なのです。

効率的な暗記方法

1. 理解してから覚える

丸暗記より、理解した上で覚える方が定着します。

  • なぜそうなるのか理由を考える
  • 関連する知識と結びつける
  • 自分の言葉で説明できるようにする

2. 反復学習(分散学習)

一度に長時間より、間隔を空けて繰り返す方が効果的。

復習のタイミング

  • 学習した日のうちに1回
  • 翌日に1回
  • 1週間後に1回
  • 1ヶ月後に1回

3. アウトプットする

インプットだけでなく、アウトプットが重要。

  • 問題を解く
  • 人に説明する
  • 白紙に書き出す
  • 声に出して言う

4. 関連付けて覚える

バラバラに覚えるより、関連付けて覚える。

  • 似ている内容をまとめる
  • 対比して覚える
  • ストーリーにする
  • 既知の知識と結びつける

5. 視覚化する

文字だけでなく、図やイメージを活用。

  • 図やイラストを描く
  • マインドマップを作る
  • 表にまとめる
  • 色分けする

語呂合わせの活用

語呂合わせのメリット

  • 覚えにくいものを覚えやすく
  • 順番やリストを覚えるのに有効
  • 試験中に思い出しやすい

看護でよく使われる語呂合わせ例

糖尿病の合併症(しめじ)

  • し:神経障害
  • め:網膜症
  • じ:腎症

脳神経12対(嗅いで視る動く車の三の外、顔聞く舌は迷う副舌下)

必須アミノ酸(風呂場イス独り占め)

  • フ:フェニルアラニン
  • ロ:ロイシン
  • バ:バリン
  • イ:イソロイシン
  • ス:スレオニン
  • ヒ:ヒスチジン
  • ト:トリプトファン
  • リ:リジン
  • メ:メチオニン

自分で語呂合わせを作る

  • 覚えたい項目の頭文字を取る
  • 意味のある言葉にする
  • インパクトのある内容にする
  • 自分で作ると記憶に残りやすい

勉強法に迷ったら、AIにお任せ

無料で試す

暗記に最適な時間帯

寝る前

  • 睡眠中に記憶が定着
  • 暗記系の勉強に最適
  • 30分〜1時間程度

  • 脳がクリアな状態
  • 復習に最適
  • 前日覚えたことを確認

隙間時間

  • 通学中、待ち時間
  • 暗記カードやアプリを活用
  • 5〜15分でも効果あり

暗記ツールの活用

暗記カード(フラッシュカード)

  • 表に問題、裏に答え
  • 持ち運びやすい
  • 隙間時間に使える

暗記アプリ

  • Anki:間隔反復学習
  • Quizlet:暗記カード、共有可能
  • スマホでいつでも学習可能

まとめノート

  • 自分の言葉でまとめる
  • 図や表を活用
  • 見返しやすい形式で

詳しくは看護学生のノート術を参照してください。

分野別の暗記のコツ

解剖生理学

  • 図やイラストを見ながら覚える
  • 臓器の位置関係を把握
  • 機能と構造を関連付ける

薬理学

  • 薬の分類ごとに覚える
  • 作用機序を理解する
  • 代表的な薬から覚える
  • 副作用は語呂合わせで

検査値

  • 正常値を暗記
  • 異常値と疾患を関連付ける
  • 単位も一緒に覚える

詳しくは検査値の読み方を参照してください。

医療用語

  • 語源を理解する
  • 接頭語・接尾語を覚える
  • 使いながら覚える

詳しくは医療用語の覚え方を参照してください。

暗記の失敗パターン

失敗1:理解せずに丸暗記

対策:まず理解する、なぜを考える

失敗2:一度で覚えようとする

対策:反復学習を計画的に

失敗3:インプットだけ

対策:問題を解く、説明する

失敗4:寝不足で勉強

対策:睡眠は記憶定着に必須

まとめ

看護学生の暗記術のポイント:

  1. 理解してから覚える:丸暗記より効果的
  2. 反復学習:間隔を空けて繰り返す
  3. アウトプット:問題を解く、説明する
  4. 関連付け:バラバラでなくつなげて
  5. 語呂合わせ:覚えにくいものに活用
  6. 寝る前の暗記:睡眠中に定着

暗記は才能ではなく、方法です。自分に合った方法を見つけて、効率よく覚えていきましょう。

勉強法全般は看護師国試の効率的な勉強法も参考にしてください。

よくある質問

Q暗記が苦手です。どうすれば覚えられますか?

暗記が苦手な人は、理解せずに丸暗記しようとしていることが多いです。まず内容を理解し、関連付けて覚えることが大切です。また、反復学習、語呂合わせ、視覚化など、自分に合った方法を見つけましょう。

Q覚えてもすぐ忘れてしまいます。

一度で覚えようとせず、間隔を空けて繰り返し復習することが重要です。エビングハウスの忘却曲線によると、1日後、1週間後、1ヶ月後に復習すると長期記憶に定着しやすいです。

Q語呂合わせは効果がありますか?

はい、効果的です。特に数値や順番、リストを覚える際に有効です。ただし、語呂合わせに頼りすぎず、内容の理解も大切にしましょう。自分で作った語呂合わせはより記憶に残りやすいです。

Q寝る前の暗記は効果がありますか?

はい、効果的です。睡眠中に記憶が整理・定着されるため、寝る前に覚えた内容は記憶に残りやすいです。ただし、スマホでの勉強はブルーライトの影響で睡眠の質を下げるので、紙の教材がおすすめです。

岡田真一(看護師6年目・記憶術研究)

岡田真一(看護師6年目・記憶術研究)

執筆者

看護学生の学習をサポートするため、実体験に基づいた情報を発信しています。

看護師免許

この記事が役に立ったら、友達にもシェアしよう

この記事をシェア

今日からできること

  • 1この記事のポイントをノートにまとめる
  • 21つだけ、今日から実践してみる
  • 3ナスコレで毎日の学習を習慣化する

勉強法に迷ったら、AIにお任せ

ナスコレは、あなたの理解度に合わせて毎日の学習タスクを自動生成。もう「何をやればいいか」で悩まない。

無料で始める
完全無料登録30秒カード不要
1,200+人が利用中満足度4.8/5.0「毎日の勉強が習慣になった」という声多数

あわせて読みたい