看護学生が覚えるべきこと
看護の勉強は覚えることが膨大です:
- 解剖生理学:臓器、器官、機能
- 疾患:症状、原因、治療
- 薬理学:薬の作用、副作用、禁忌
- 検査値:正常値、異常値
- 看護技術:手順、注意点
- 医療用語:略語、専門用語
効率的な暗記術を身につけることが、国試合格への近道です。
記憶のメカニズム
短期記憶と長期記憶
- 短期記憶:一時的に保持(数秒〜数分)
- 長期記憶:長期間保持(数日〜一生)
勉強した内容を長期記憶に移すことが重要です。
エビングハウスの忘却曲線
人は時間とともに忘れていきます:
- 20分後:42%忘れる
- 1時間後:56%忘れる
- 1日後:74%忘れる
- 1週間後:77%忘れる
- 1ヶ月後:79%忘れる
だから反復学習が必要なのです。
効率的な暗記方法
1. 理解してから覚える
丸暗記より、理解した上で覚える方が定着します。
- なぜそうなるのか理由を考える
- 関連する知識と結びつける
- 自分の言葉で説明できるようにする
2. 反復学習(分散学習)
一度に長時間より、間隔を空けて繰り返す方が効果的。
復習のタイミング:
- 学習した日のうちに1回
- 翌日に1回
- 1週間後に1回
- 1ヶ月後に1回
3. アウトプットする
インプットだけでなく、アウトプットが重要。
- 問題を解く
- 人に説明する
- 白紙に書き出す
- 声に出して言う
4. 関連付けて覚える
バラバラに覚えるより、関連付けて覚える。
- 似ている内容をまとめる
- 対比して覚える
- ストーリーにする
- 既知の知識と結びつける
5. 視覚化する
文字だけでなく、図やイメージを活用。
- 図やイラストを描く
- マインドマップを作る
- 表にまとめる
- 色分けする
語呂合わせの活用
語呂合わせのメリット
- 覚えにくいものを覚えやすく
- 順番やリストを覚えるのに有効
- 試験中に思い出しやすい
看護でよく使われる語呂合わせ例
糖尿病の合併症(しめじ):
- し:神経障害
- め:網膜症
- じ:腎症
脳神経12対(嗅いで視る動く車の三の外、顔聞く舌は迷う副舌下)
必須アミノ酸(風呂場イス独り占め):
- フ:フェニルアラニン
- ロ:ロイシン
- バ:バリン
- イ:イソロイシン
- ス:スレオニン
- ヒ:ヒスチジン
- ト:トリプトファン
- リ:リジン
- メ:メチオニン
自分で語呂合わせを作る
- 覚えたい項目の頭文字を取る
- 意味のある言葉にする
- インパクトのある内容にする
- 自分で作ると記憶に残りやすい