勉強法10分で読める

看護学生の睡眠管理|勉強効率を上げる睡眠のコツ

佐藤美咲(看護師・睡眠健康指導士)

佐藤美咲(看護師・睡眠健康指導士)

睡眠と勉強の関係

「睡眠を削って勉強する」という考えは、実は逆効果です。

睡眠には以下の重要な役割があります:

  • 記憶の定着:日中学んだ内容が睡眠中に長期記憶に変換される
  • 脳の疲労回復:集中力・判断力の回復
  • 免疫力の維持:体調管理に必須
  • ストレス軽減:メンタルヘルスの維持

睡眠不足で勉強しても、覚えられない・忘れやすい・ミスが増えるという悪循環に陥ります。

理想的な睡眠時間

看護学生に必要な睡眠時間

状況推奨睡眠時間
通常の勉強期間7〜8時間
試験直前期6〜7時間
実習期間6〜7時間
試験前日7〜8時間(しっかり寝る)

睡眠時間の確保方法

  • 逆算して計画:起床時間から逆算して就寝時間を決める
  • 勉強時間を効率化:だらだら勉強せず、集中時間を設ける
  • 優先順位をつける:その日にやるべきことを絞る

睡眠の質を上げる方法

寝る前にやるべきこと

  1. 暗記系の勉強:30分程度の軽い復習
  2. スマホを見ない:寝る1時間前からブルーライトを避ける
  3. リラックス:ストレッチ、深呼吸、ぬるめの入浴
  4. 部屋を暗くする:メラトニンの分泌を促す

寝る前にやってはいけないこと

  • カフェイン摂取:夕方以降のコーヒー、エナジードリンク
  • 激しい運動:覚醒状態になり寝つきが悪くなる
  • 難しい問題を解く:脳が興奮して眠れなくなる
  • SNS・動画視聴:ブルーライト+脳の興奮

朝型vs夜型

国試対策では朝型がおすすめ

理由は以下の通りです:

  • 国試は朝9時50分開始
  • 朝の脳は記憶力・集中力が高い
  • 生活リズムが整いやすい
  • 実習にも対応しやすい

朝型への切り替え方法

  1. まず起床時間を固定する
  2. 朝日を浴びる(体内時計のリセット)
  3. 就寝時間を30分ずつ早める
  4. 休日も同じ時間に起きる

夜型の人へのアドバイス

どうしても夜型の場合は:

  • 試験1ヶ月前から朝型に切り替え開始
  • 無理に急に変えない(体調を崩す)
  • 夜の勉強は暗記系を中心に

仮眠(パワーナップ)の活用

効果的な仮眠のコツ

  • 時間:15〜20分(30分以上は逆効果)
  • タイミング:12〜15時の間
  • 姿勢:机に伏せる、椅子にもたれる
  • 環境:静かな場所、アイマスク使用

仮眠前のコーヒー

仮眠前にコーヒーを飲むと、カフェインが効き始める20分後にすっきり目覚められます。これを「コーヒーナップ」と呼びます。

勉強法に迷ったら、AIにお任せ

無料で試す

睡眠不足のサイン

以下のサインがあれば、睡眠が足りていません:

  • 日中に強い眠気を感じる
  • 集中力が続かない
  • イライラしやすい
  • 覚えたはずのことを忘れる
  • 風邪をひきやすい
  • 肌荒れ、目の下のクマ

これらのサインがあれば、勉強時間より睡眠時間を優先すべきです。

実習期間の睡眠管理

実習中の睡眠確保

  • 記録は病棟でできるだけ終わらせる
  • 帰宅後は最低限の予習のみ
  • 朝は余裕を持って起きる
  • 休日は睡眠負債を返済

夜勤実習前の準備

  1. 前日は普通に過ごす(寝だめは逆効果)
  2. 当日の午後に2〜3時間仮眠
  3. 夜勤中はカフェインを適度に
  4. 夜勤明けは4〜5時間寝る(長すぎない)

国試前の睡眠

試験1週間前

  • 生活リズムを試験日に合わせる
  • 起床時間を固定(試験開始に脳が活性化する時間に)
  • 睡眠時間をしっかり確保

試験前日

  • 新しい内容は勉強しない
  • 軽い復習で終わる
  • 普段通りの時間に寝る
  • 眠れなくても横になる

眠れないときの対処法

  • 深呼吸を繰り返す
  • 「眠れなくても大丈夫」と自分に言い聞かせる
  • 体は休まっていると考える
  • 絶対に起き上がってスマホを見ない

詳しくは試験前日・当日の過ごし方も参照してください。

睡眠を助けるアイテム

  • アイマスク:光を遮断して睡眠の質アップ
  • 耳栓:騒音対策
  • アロマ:ラベンダーなどリラックス効果
  • ホットアイマスク:目の疲れを癒す
  • :自分に合った高さのもの

まとめ

看護学生の睡眠管理のポイント:

  1. 6〜8時間の睡眠を確保:睡眠は記憶定着に必須
  2. 睡眠の質を上げる:寝る前のスマホを避ける
  3. 朝型に切り替える:国試に合わせて調整
  4. 仮眠を活用:15〜20分が効果的
  5. 睡眠不足のサインに注意:勉強より睡眠を優先する時も

睡眠を削る勉強は、長い目で見ると非効率です。しっかり寝て、頭がクリアな状態で勉強することが、合格への近道です。

勉強法全般については、看護師国試の効率的な勉強法も参考にしてください。

よくある質問

Q国試勉強中の理想的な睡眠時間は何時間ですか?

個人差はありますが、6〜8時間が理想的です。睡眠は記憶の定着に重要な役割を果たすため、睡眠を削って勉強しても効率は上がりません。自分に必要な睡眠時間を把握し、その時間は確保しましょう。

Q夜型から朝型に変えるべきですか?

国試は朝から始まるため、試験1ヶ月前から朝型に切り替えることをおすすめします。急に変えると体調を崩すので、少しずつ就寝時間を早めていきましょう。

Q寝る前の勉強は効果がありますか?

暗記系の勉強は寝る前が効果的です。睡眠中に記憶が整理・定着されるため、寝る前に覚えた内容は記憶に残りやすいです。ただし、スマホでの勉強はブルーライトの影響で睡眠の質を下げるので避けましょう。

Q仮眠は取った方がいいですか?

午後の眠気がある場合、15〜20分の仮眠は効果的です。ただし30分以上寝ると深い睡眠に入り、起きた後にぼんやりしてしまいます。また、15時以降の仮眠は夜の睡眠に影響するので避けましょう。

佐藤美咲(看護師・睡眠健康指導士)

佐藤美咲(看護師・睡眠健康指導士)

執筆者

看護学生の学習をサポートするため、実体験に基づいた情報を発信しています。

看護師免許

この記事が役に立ったら、友達にもシェアしよう

この記事をシェア

今日からできること

  • 1この記事のポイントをノートにまとめる
  • 21つだけ、今日から実践してみる
  • 3ナスコレで毎日の学習を習慣化する

勉強法に迷ったら、AIにお任せ

ナスコレは、あなたの理解度に合わせて毎日の学習タスクを自動生成。もう「何をやればいいか」で悩まない。

無料で始める
完全無料登録30秒カード不要
1,200+人が利用中満足度4.8/5.0「毎日の勉強が習慣になった」という声多数

あわせて読みたい