選択肢を選ぶ基本原則
国試は4択または5択の選択問題です。正解を選ぶ力だけでなく、不正解を見抜く力も重要です。
基本の考え方
- 問題文をしっかり読む:何を問われているか確認
- 選択肢を一つずつ検討:飛ばさない
- 消去法を活用:明らかな誤りを消す
- 迷ったら直感を信じる:根拠なく変えない
消去法の使い方
消去法のメリット
- 正解を知らなくても解ける可能性
- 確実に誤りを除外できる
- 時間の節約になる
消去法のステップ
- 選択肢を一つずつ読む
- 明らかに誤りのものに×をつける
- 残った選択肢を比較
- 最も正しいものを選ぶ
消去の判断基準
| パターン | 判断 |
|---|---|
| 医学的に明らかに誤り | × |
| 問題文と矛盾する | × |
| 断定表現で例外がある | △(要注意) |
| 問題文の条件に合わない | × |
よくある引っかけパターン
1. 断定表現
「すべて」「絶対」「必ず」「〜のみ」などの表現は要注意。
例:
- ×「すべての患者に対して同じ看護を行う」
- ×「絶対に禁忌である」(例外があることが多い)
ただし、正しいケースもあるので内容で判断。
2. 似ている選択肢
2つの選択肢がよく似ている場合、どちらかが正解の可能性が高い。
対処法:違いをよく見て、問題文の条件に合う方を選ぶ。
3. 部分的に正しい
選択肢の一部は正しいが、一部が誤り。全体として正しいかを判断。
4. 時制・条件の違い
「術前」と「術後」、「急性期」と「慢性期」など、条件の違いに注意。
5. 数値の引っかけ
正常値、基準値を少しずらした数値が出ることがある。
問題タイプ別の解き方
必修問題
- 基本的な知識を問う
- 80%以上で合格ライン
- 慎重に、確実に解く
- 迷ったら基本に立ち返る
一般問題
- 幅広い知識を問う
- 消去法が有効
- 分からない問題は後回し
状況設定問題
- 長文を読んで解く
- 問われていることを確認
- 患者の状態、優先順位を考える
- 看護師として何をすべきかを考える
迷ったときの判断基準
2択まで絞れたとき
- 問題文をもう一度読む
- 「問われていること」を確認
- より安全な選択肢を選ぶ
- より具体的な選択肢を選ぶ
- それでも迷ったら最初の直感
優先順位を問う問題
「最も適切」「最優先」を問う問題では:
- 生命に関わることを最優先
- 安全を確保することを優先
- 患者の訴えに対応することを優先
「適切でないもの」を選ぶ問題
問題文の「適切でないもの」「誤っているもの」を見落とさない。
- 問題文に線を引く
- 選択肢に○×をつける
- ×のものを選ぶ