過去問を使う目的
過去問は国試対策に欠かせないツールです:
- 出題傾向の把握:どの分野が出やすいか
- 問題形式に慣れる:選択肢の読み方、時間配分
- 弱点の発見:苦手分野を明確に
- 知識の確認:覚えたことのアウトプット
- 実力の把握:現時点での実力を確認
過去問を始める時期
理想的なスケジュール
- 4年生の春:過去問を解き始める
- 夏:5年分を1周
- 秋:2周目+弱点強化
- 冬:3周目+仕上げ
遅くても秋には開始
秋から始めても間に合いますが、早めに始めることで余裕を持って対策できます。
何年分を解くべきか
最低限:5年分
直近5年分は必ず解きましょう。出題傾向の変化を把握できます。
理想:10年分
10年分を解くと、繰り返し出題される問題(頻出問題)が分かります。
必修問題は特に重要
必修問題は過去問からの類似問題が多いため、10年分以上を繰り返し解くことをおすすめします。
効果的な過去問の解き方
1周目:実力チェック
- 時間を計らずに解く:まずは問題の理解
- 正解・不正解を記録:弱点を把握
- 解説をしっかり読む:なぜその答えかを理解
- 分からない用語は調べる:基礎知識を補う
2周目:弱点強化
- 1周目で間違えた問題を中心に
- なぜ間違えたか分析:知識不足?読み間違い?
- 関連知識も復習:周辺知識を強化
3周目:仕上げ
- 時間を計って本番形式で
- まだ間違える問題を重点的に
- 全問正解を目指す
間違えた問題の復習方法
ステップ1:なぜ間違えたか分析
- 知識不足:そもそも知らなかった
- 理解不足:知っていたけど理解できていなかった
- 読み間違い:問題文を誤読した
- ケアレスミス:分かっていたのに間違えた
ステップ2:正解の根拠を確認
- なぜ正解が正解なのか
- なぜ他の選択肢は間違いなのか
- 教科書で該当箇所を確認
ステップ3:関連知識を復習
- その問題に関連する知識
- 似たような問題はないか
- 他の角度から出題されたら答えられるか
ステップ4:間違いノートに記録
- 問題と正解、なぜ間違えたか
- 覚えるべきポイント
- 後から見返せるように
過去問だけでは不十分な理由
1. 答えを覚えてしまう
繰り返し解くと、答えを覚えてしまい、本当に理解しているか分からなくなります。
対策:なぜその答えになるか、説明できるようにする
2. 新しい問題に対応できない
過去問にない問題や、新しい出題形式に対応できません。
対策:基礎知識をしっかり固める
3. 応用力がつかない
丸暗記では、状況設定問題や応用問題に対応できません。
対策:理解を深め、考える力を養う
4. 出題傾向が変わることがある
近年は新しいタイプの問題も増えています。
対策:模試で新傾向問題に慣れる