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過去問の効果的な使い方|国試合格につながる活用法

高橋健一(看護師7年目・国試対策指導)

高橋健一(看護師7年目・国試対策指導)

過去問を使う目的

過去問は国試対策に欠かせないツールです:

  • 出題傾向の把握:どの分野が出やすいか
  • 問題形式に慣れる:選択肢の読み方、時間配分
  • 弱点の発見:苦手分野を明確に
  • 知識の確認:覚えたことのアウトプット
  • 実力の把握:現時点での実力を確認

過去問を始める時期

理想的なスケジュール

  • 4年生の春:過去問を解き始める
  • :5年分を1周
  • :2周目+弱点強化
  • :3周目+仕上げ

遅くても秋には開始

秋から始めても間に合いますが、早めに始めることで余裕を持って対策できます。

何年分を解くべきか

最低限:5年分

直近5年分は必ず解きましょう。出題傾向の変化を把握できます。

理想:10年分

10年分を解くと、繰り返し出題される問題(頻出問題)が分かります。

必修問題は特に重要

必修問題は過去問からの類似問題が多いため、10年分以上を繰り返し解くことをおすすめします。

効果的な過去問の解き方

1周目:実力チェック

  • 時間を計らずに解く:まずは問題の理解
  • 正解・不正解を記録:弱点を把握
  • 解説をしっかり読む:なぜその答えかを理解
  • 分からない用語は調べる:基礎知識を補う

2周目:弱点強化

  • 1周目で間違えた問題を中心に
  • なぜ間違えたか分析:知識不足?読み間違い?
  • 関連知識も復習:周辺知識を強化

3周目:仕上げ

  • 時間を計って本番形式で
  • まだ間違える問題を重点的に
  • 全問正解を目指す

間違えた問題の復習方法

ステップ1:なぜ間違えたか分析

  • 知識不足:そもそも知らなかった
  • 理解不足:知っていたけど理解できていなかった
  • 読み間違い:問題文を誤読した
  • ケアレスミス:分かっていたのに間違えた

ステップ2:正解の根拠を確認

  • なぜ正解が正解なのか
  • なぜ他の選択肢は間違いなのか
  • 教科書で該当箇所を確認

ステップ3:関連知識を復習

  • その問題に関連する知識
  • 似たような問題はないか
  • 他の角度から出題されたら答えられるか

ステップ4:間違いノートに記録

  • 問題と正解、なぜ間違えたか
  • 覚えるべきポイント
  • 後から見返せるように

過去問だけでは不十分な理由

1. 答えを覚えてしまう

繰り返し解くと、答えを覚えてしまい、本当に理解しているか分からなくなります。

対策:なぜその答えになるか、説明できるようにする

2. 新しい問題に対応できない

過去問にない問題や、新しい出題形式に対応できません。

対策:基礎知識をしっかり固める

3. 応用力がつかない

丸暗記では、状況設定問題や応用問題に対応できません。

対策:理解を深め、考える力を養う

4. 出題傾向が変わることがある

近年は新しいタイプの問題も増えています。

対策:模試で新傾向問題に慣れる

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過去問と他の勉強のバランス

おすすめの配分

  • 4年生春〜夏:基礎固め7割、過去問3割
  • 4年生秋:基礎固め5割、過去問5割
  • 4年生冬:過去問7割、弱点強化3割
  • 直前期:過去問5割、復習5割

基礎固めとは

  • 教科書・参考書で知識を学ぶ
  • 解剖生理、疾患、薬理などの理解
  • 正常値、基準値の暗記

過去問の種類と選び方

年度別過去問

  • メリット:本番形式で解ける
  • 使い方:時間を計って実力チェック

分野別過去問

  • メリット:苦手分野を集中的に
  • 使い方:弱点強化に活用

必修問題集

  • メリット:必修に特化
  • 使い方:毎日コツコツ解く

おすすめの問題集

  • クエスチョン・バンク:解説が詳しい
  • レビューブック:まとめと問題がセット
  • 医学書院の過去問:公式問題集

過去問を解くときの注意点

1. 答えを先に見ない

まずは自力で考えてから解答を確認しましょう。

2. 解説をしっかり読む

正解の選択肢だけでなく、なぜ他が不正解かも理解しましょう。

3. 分からない用語は調べる

知らない言葉があったら、その場で調べて覚えましょう。

4. 記録をつける

正解率、間違えた分野を記録して、弱点を把握しましょう。

過去問活用のスケジュール例

1日の流れ

時間内容
午前過去問50問(時間を計って)
午後間違えた問題の復習、関連知識の学習
必修問題20問+暗記

週間の流れ

  • 月〜木:過去問+復習
  • :1週間の間違いまとめ
  • :模試形式で解く
  • :弱点分野の強化

よくある失敗パターン

失敗1:答えを丸暗記

対策:なぜその答えか理解する

失敗2:解きっぱなし

対策:必ず復習する

失敗3:過去問だけに頼る

対策:基礎知識も並行して学ぶ

失敗4:正解率に一喜一憂

対策:間違いから学ぶことが大事

まとめ

過去問の効果的な使い方:

  1. 早めに始める:4年生の春から
  2. 5〜10年分を解く:繰り返し解く
  3. 間違いを分析:なぜ間違えたか考える
  4. 復習を徹底:関連知識も学ぶ
  5. 基礎固めと並行:過去問だけに頼らない
  6. 必修は特に重点的に:80%必須

過去問は合格への近道ですが、使い方次第で効果が変わります。正しく活用して、合格を勝ち取りましょう。

勉強法全般は看護師国試の効率的な勉強法も参考にしてください。

よくある質問

Q過去問は何年分解けばいいですか?

最低でも5年分、できれば10年分を解くことをおすすめします。出題傾向を把握し、よく出る問題を把握するためには、複数年分を解くことが重要です。

Q過去問だけで合格できますか?

過去問だけでは不十分です。過去問は知識の確認と出題傾向の把握に使い、基礎知識は教科書や参考書でしっかり固めましょう。過去問の答えを丸暗記しても、応用問題には対応できません。

Q過去問を繰り返し解く意味はありますか?

はい、大いに意味があります。1回目で間違えた問題を2回目、3回目で解くことで、知識が定着します。ただし、答えを覚えるのではなく、なぜその答えになるのかを理解することが大切です。

Q過去問をいつから始めればいいですか?

4年生の春から始めるのが理想です。早い段階で出題傾向を把握し、自分の弱点を知ることで、効率的な学習計画を立てられます。

高橋健一(看護師7年目・国試対策指導)

高橋健一(看護師7年目・国試対策指導)

執筆者

看護学生の学習をサポートするため、実体験に基づいた情報を発信しています。

看護師免許

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